【解説】トレストの密偵長、エドリック | 青緑(シミック)・テンポ+追加ターン

※記事の作成には生成AIを活用しております※

Edric, Spymaster of Trest / トレストの密偵長、エドリック

注記:ゲームチェンジャーが11枚含まれるため、推奨ブラケットの下限は 4 です。

統率者の要点

  • トレストの密偵長、エドリックは、対戦相手へ戦闘ダメージを与えるたびにそのクリーチャーのコントローラーがカードを引ける誘発をばらまく。こちらは回避持ちの小型クリーチャーを横並びさせ、手札差を一気に広げ、軽量打消しで守りながら追加ターン呪文で畳みかけるのが中核プラン。
  • 相性の良いカード
    • 花の絨毯:青対面で序盤のマナを爆増させ、T2エドリックや追加ターンの早出しを後押し。
    • フェアリーの黒幕:瞬速で追加ドローを伸ばしつつ相手のドローにも干渉。ローグかつ飛行で打点源にも。
    • 神秘の聖域:墓地の追加ターン呪文をライブラリートップに戻し、チェーンの継続性を高める。
    • 神秘の教示者:インスタント速度で必要な追加ターンや対抗札をサーチ。

主要シナジーと勝ち筋

  • プライマリ勝ち筋:エドリック+軽量回避クリーチャーで大量ドロー→追加ターン呪文(時間操作時間のねじれ荊州占拠永劫での歩み時間への侵入アールンドの天啓 など)を連打し、手数と戦闘ステップを増やして押し切る。
  • セカンダリ勝ち筋:盤面を整えつつ手札差で圧倒。悪名高き群れの大軍生成やサイクロンの裂け目過負荷からの総攻撃、一時的に一つの指輪リスティックの研究で粘って再度チェーンへ復帰する。

デッキの骨子

  • 役割分担
    • マナ加速:1マナ域のマナクリ群(極楽鳥エルフの神秘家ラノワールのエルフ ほか)+太陽の指輪金属モックスモックス・ダイアモンド、土地の加速(ガイアの揺籃の地古えの墳墓宝石の洞窟花の絨毯)。
    • ドロー:統率者本体、フェアリーの黒幕森の知恵リスティックの研究一つの指輪、装備の記憶の仮面海門修復
    • 除去・妨害:打消し群(意志の力否定の力狼狽の嵐精神的つまづき白鳥の歌目くらまし神秘的負荷 ほか)、テンポ除去(厚かましい借り手金粉のドレイク水没機能不全ダニ)、全体バウンス(サイクロンの裂け目)。
    • 保護:フリースペル打消し群、すべてを護るもの、母聖樹、追加ターンそのもの(相手のメインを飛ばす)。
    • 勝ち手段:追加ターンの連鎖による総攻撃、悪名高き群れのトークン横展開。
    • エンジン:エドリック+回避持ち小粒、神秘の聖域+時間呪文の使い回し、ウルザの物語からのアーティファクト・チューター。
  • 参考情報:ブラケット:4(理由:ゲームチェンジャー級のカードが11枚採用されており、上限を超える密度の高効率基盤を持つため。GC枚数=11)。

立ち回り(序盤→中盤→終盤)

序盤

  • 1ターン目は1マナ域のマナクリか花の絨毯を優先。宝石の洞窟が初手にあれば前のめりに展開できる。
  • 2ターン目にトレストの密偵長、エドリック着地が基本線。フリースペル打消し(意志の力精神的つまづき)を極力温存して守る。
  • 回避持ち(飛行やブロックされづらい小型)を複数並べ、接続してドロー枚数を稼ぐ。記憶の仮面があれば早期に装備して手札を整える。

中盤

  • ドローで溜めた追加ターン呪文(時間のねじれ荊州占拠時間操作永劫での歩み時間の熟達時間への侵入アールンドの天啓水の帳の分離)を状況に応じて切り、1~2枚目で優位を盤面と手札に変換する。
  • 神秘の教示者で最適な時間呪文や保護札を上に積み、エドリックのドローで即回収。神秘の聖域が機能し始めたら、墓地の時間呪文をトップに戻してチェーンを延命。
  • ここでの最重要リソースは「手数」と「軽い打消し」。相手の全体除去や置物ロック(ロッド系、課税系)は機能不全ダニ金粉のドレイク厚かましい借り手でテンポよくどかす。必要ならサイクロンの裂け目過負荷で一掃。

終盤

  • 追加ターンの連鎖が安定すれば、エドリックの誘発で山のように引きながら、軽量カウンターで全てを通す展開に。トドメは戦闘ダメージの総量で取り切るか、悪名高き群れで一気にトークンを増やして次ターンに過剰打点を作る。
  • 難しい場面では一つの指輪で時間を稼ぎつつ深く掘り直し、神秘の聖域から再度チェーンへ復帰。ガイアの揺籃の地で大きくマナを伸ばせると、永劫での歩みの買戻しも視野に入る。

代表的なターン例

  • 先手:T1 エルフの神秘家 → T2 トレストの密偵長、エドリック(打消し温存)→ T3 1~2体で接続して複数ドロー → 時間操作 → T4 さらに展開+荊州占拠で連鎖
  • 後手:T1 花の絨毯+1マナ域 → T2 トレストの密偵長、エドリック白鳥の歌構え)→ T3 時間のねじれ → T4 悪名高き群れ(果敢の賃払でプロール)からトークン量産

マリガン指針

  • キープ優先
    • 1~2枚の土地+1マナ域のマナ加速(マナクリまたは太陽の指輪金属モックスモックス・ダイアモンド
    • 早期エドリック着地と、最低1枚の保護(意志の力精神的つまづき白鳥の歌
    • 花の絨毯がある手札。青卓の多いメタでは最優先級。
  • 見送り
    • カラーレス土地過多(古えの墳墓のみ等)で青か緑が出ない手札
    • 反応札だけで攻め手がない手札
    • 3マナ以上の重いカードばかりで序盤の展開が遅い手札

相性とメタ調整

  • 引き過ぎを罰するカード(オークの弓使い覆いを割く者、ナーセット概念泥棒)は天敵。早期に厚かましい借り手や打消しで処理し、誘発を通す。
  • アーティファクト/エンチャント対策(課税、ロッド、静止系)は機能不全ダニで安全に処理。追加で枠が取れるなら活力の力自然の要求の採用を検討。
  • サーチ妨害(敵対工作員)や土地否定には、フェッチの切りどころを慎重に。色事故を避けるためにショック+基本地形の優先度を見直すのも有効。
  • 速度の出る卓では、追加ターンを抱え込むより「T2エドリック+フリカン構え→T3時間呪文」で一度主導権を奪う動きを重視。

キーカード解説(5〜8枚)

  • 悪名高き群れ:エドリックやローグでの接続からプロールで唱え、大量の飛行トークンを生成。次ターン以降の誘発回数が加速度的に伸び、実質的なフィニッシャー。
  • 花の絨毯:青卓に対して1ターン目から大幅なマナ加速を提供。追加ターンの早出しや「唱えて構える」両立を実現。
  • 神秘の聖域:時間呪文をトップに戻し、エドリックのドローや次のドローで回収。フェッチとの併用で使い回しが効きやすい。
  • ガイアの揺籃の地:横に並ぶ小粒から大量マナを捻出。永劫での歩みの買戻しや、複数呪文+打消しを同一ターンに通す原動力。
  • サイクロンの裂け目:過負荷で相手だけを一掃。追加ターンと併用すると相手は再展開する暇がなく、そのままゲームが終わりやすい。
  • 一つの指輪:一時的な全面的防御と継続ドローで息切れを阻止。チェーン途絶時の立て直しに最適。
  • 神秘の教示者:最適な時間呪文や対抗札を上に積み、エドリックの戦闘ドローで即回収。インスタントゆえに隙が小さい。
  • 金粉のドレイク:厄介な大型やロック生物を奪取するテンポ解決。エドリックの誘発源としても機能。

失敗例と回避策

  • クリーチャーを出し過ぎて全体除去で壊滅:2~3体で十分なドローが稼げる場面では追加展開を控え、打消しを構えてから増員。
  • 追加ターンを抱え込みすぎて「唱える機会」を逃す:1枚目は盤面と手札を整える投資。ためらわず使い、優位を雪だるま式に育てる。
  • ドローエンジンを相手に利用される:エドリックは対戦相手同士の戦闘でもカードが増える。相手の攻撃が通りそうなら、盤面処理かブロッカー準備で回避。
  • 色事故やタップイン地獄:基本地形とショックランドの比率を意識し、カラーレス土地の同時キープを減らす。輪作の使いどころを早めに見極める。

ルール備忘

  • トレストの密偵長、エドリックの誘発は「対戦相手への戦闘ダメージ」に限定(プレインズウォーカーへのダメージでは誘発しない)。クリーチャーごとに別々に誘発し、各誘発で「引くか引かないか」を選べる。
  • 悪名高き群れのプロールは「このターン、対戦相手にローグが戦闘ダメージを与えている」ことが条件。エドリック自身がエルフ・ローグなので条件を満たしやすい。
  • 金粉のドレイクは能力解決時にどちらかの対象クリーチャーがいない場合、交換は起きずドレイクを生け贄に捧げる。対象の選択と打消しの当てどころに注意。
  • 神秘の聖域は「他の島が3枚以上」ある状態で戦場に出るときのみ誘発が発生。デュアル(Tropical Island繁殖池)も「島」として数える。
  • 花の絨毯は自分のメイン・フェイズの開始時に誘発し、緑マナのみを生む。誘発後に相手の青パーマネント数が変わっても得られるマナは変わらない。
  • 水没は相手が森をコントロールし自分が島をコントロールしていれば、0マナで唱えられる。

置換・アップグレード案

  • 対策強化
    • 自然の要求:1マナでロッド系や課税系を即処理。テンポ損が最小。
    • 活力の力:タダ打ちで複数の置物を同時に掃除。高速卓で有効。
    • 呪文貫き:初動の全体除去や置物を1マナで弾く。追加ターンへつなぐ橋渡し。
  • エンジン・加速の補強
    • 眷者の神童、キナン:マナクリと太陽の指輪などのマナファクトを強化。打点にもなり、上振れの天井を上げる(卓の速度が上がる点に留意)。
    • 発明博覧会(土地):長期戦で太陽の指輪記憶の仮面を拾いやすくする代替チューター枠。色マナとのバランス調整は必要。
  • 予算寄りの土地調整
    • デュアルや高額フェッチの枠は、チェックランド(冠水樹林帯)、ファストランドや基本地形+タップインの比率増で代替可能。
    • ガイアの揺籃の地の代役にはニクスの祭殿、ニクソスを検討(信心はやや伸びにくいが、横並びで十分な出力になりやすい)。
  • メタに応じた可変枠
    • クリーチャー密度が高い卓:橋仕掛けの戦い枠を見直し、追加のテンポ除去(例:水没系の枠増)へ。
    • 置物が多い卓:機能不全ダニに加え自然除去を厚く。

最後に一言

エドリックは「小さな有利」を重ねて「大きな確定勝ち」に変換する典型的なテンポ+追加ターン型。適切な資源配分(展開・ドロー・打消し・時間呪文の順序)を守れば、短いターンで一気に決着圏へ持ち込める。序盤の着地を通し、最初の追加ターンで主導権を奪う――そのための準備と我慢が勝率を大きく左右する。

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

4C:青白赤緑 4C:青黒赤緑 EDHデッキ紹介 アブザン(WBG) イゼット(UR) エスパー(WUB) オルゾフ(WB) グリクシス(UBR) グルール(RG) ゴルガリ(GB) シミック(GU) ジェスカイ(URW) スゥルタイ(BGU) ディミーア(BU) ナヤ(RGW) バント(GWU) ボロス(RW) マルドゥ(RWB) ラクドス(RB) 全色 単色 無色