【解説】人造魔導士、ケフカ | 青黒赤・スペルスリンガー/クローン+リアニメイト

※記事の作成には生成AIを活用しております※

統率者の要点

  • 人造魔導士、ケフカは青黒赤の器用さを最大限に活かす構成。青の打ち消しと手札質、黒のサーチと墓地活用、赤のコピーと爆発力を束ね、非クリーチャー呪文の連打と「場に出た時」誘発(ETB)を伸ばして勝ち切る設計になっている。統率者自体の細かいテキストは卓の採用バージョンに左右されるが、このリストでは「呪文密度の高いターンを作る」「コピーやブリンクでETBを再利用する」方針が軸。
  • 相性の良いカード
    • ディスプレイサーの仔猫:非クリーチャー呪文に合わせて自軍を瞬間移動させ、ETBを増やす中核。
    • 二重詠唱の魔道士:インスタント/ソーサリーを即時コピーし、コンボと対応の両輪を担う。
    • 双つ身の炎:コピー先を柔軟に選べる決定打。特定の組み合わせで一気に盤面を制圧。
    • 呪われた鏡:3マナのマナファクト兼・そのターン限定の強力なコピー要員。

主要シナジーと勝ち筋

  • プライマリ勝ち筋:軽量の対話で中盤まで粘り、コピー/ブリンクでETB値を増幅。打ち消しのバックアップを構えつつ、コピー連打か大量打点で締める。
  • セカンダリ勝ち筋:墓地活用からの一点突破。再活性動く死体生ける屍で「場に出たら勝ちに直結する」生物(例:船砕き、レッドデス)を叩き付け、呪文連打で盤面ロックから勝利。
  • 無限やループ(条件のみ)
    • 二重詠唱の魔道士双つ身の炎:スタック上でのコピー誘発の繰り返しでトークン多数(理論上は上限なし)を生成し、即時の打点化。

デッキの骨子

  • マナ加速:太陽の指輪や各種印鑑・タリスマン、水蓮の花びら、小型クリーチャー(猿人の指導霊発生器の召使い)でT2〜T3の二面展開を狙う。
  • ドロー:リスティックの研究フェアリーの黒幕、インスタント速度のドロー/質改善(渦まく知識神秘的負荷)で息切れを防ぐ。
  • 除去・全体:単体は黒中心(致命的なはしゃぎ回り苦々しい勝利)、全体は冒涜の行動、バウンス全体はサイクロンの裂け目でリセット。
  • 打ち消し・対応:対抗呪文秘儀の否定白鳥の歌マナ吸収、タゲ変更の偏向はたきで要所を固める。
  • 勝ち手段:コピー(幻影の像ファイレクシアの変形者騙り者、逆嶋呪われた鏡)とブリンク(ディスプレイサーの仔猫妖術師の衣装部屋)の重ね掛け、もしくはコンボ到達。
  • エンジン:ダウスィーの虚空歩きで相手の呪文を蓄え、必要な局面で射出/横取り。調和の神童でウィザードの誘発を底上げ。

参考情報:ブラケット:3(アップグレード)。2種の軽量チューター(神秘の教示者吸血の教示者)、決定打となる2枚コンボ、十分な対話枚数を備え、中速卓で「たまにコンボを狙う」運用が現実的。

立ち回り(序盤→中盤→終盤)

序盤

  • 目標はマナ基盤の整備と手札の回転。2マナのマナファクトを優先し、可能ならリスティックの研究フェアリーの黒幕を早期着地。
  • 打ち消しは温存。明確に脅威となる加速や早期コンボにのみ使用。
  • 低コストのクロック(敏捷なこそ泥、ラガバン)は通れば旨味が大きいが、対話を構えられない手順で無理はしない。

中盤

  • エンジン確立。ディスプレイサーの仔猫+非クリーチャー呪文でETBを増やし、瞬唱の魔道士二重詠唱の魔道士を再利用。
  • 盤面に高影響パーマネントが出たら守る姿勢へ。保護札(打ち消し・タゲ変更)を最低1枚は保持。
  • 墓地が肥え始めたら再活性系を意識。重いカードは唱えるより釣る。

終盤

  • 対話を手に握った上で決め札へ。コンボ可能なら双つ身の炎ライン、総攻撃ならコピーを重ねて打点確保。
  • サイクロンの裂け目のオーバーロードはリードしている相手を卓ごと巻き戻してからのクロック押し込みに最適。
  • リスク管理として、全体除去の気配が濃い卓ではトークンやコピーを「トークン4体前後」に抑え、二段階での圧力に分散する。

代表的なターン例

  • 先手:T2 秘儀の印鑑 → T3 リスティックの研究(打ち消し構え)→ T4 ディスプレイサーの仔猫+1マナ呪文でETB再利用 …
  • 後手:T2 独創のタリスマン → T3 人造魔導士、ケフカ展開 → T4 瞬唱の魔道士対抗呪文再使用、以後コピー/ブリンクで優位拡大 …

マリガン指針

  • 目安は土地2〜3+初動のマナファクト1枚+「エンジンか対話」のいずれか1枚。土地1は原則不採用、4は手札の質次第。
  • 例1:土地3+太陽の指輪リスティックの研究+軽い打ち消し(良)
  • 例2:土地2+ディミーアの印鑑渦まく知識白鳥の歌+クリーチャー1(良)

相性とメタ調整

  • 全体除去多め卓:ブリンクを優先し、トークンやコピーは「トークン3〜5体」程度で様子見。生ける屍での差し返しを常に意識。
  • 置物メタ厚め卓:ETBで価値を出すカードを多めに展開し、割られても損失が小さい形に。エンチャントは2枚目以降を抱え込まない。
  • 高速コンボ卓:チューターに秘儀の否定対抗呪文を合わせる。吸血の教示者から軽量打ち消しを確保するラインを増やす。
  • 墓地多用卓:ダウスィーの虚空歩きを最優先で確保し、着地ターンに打ち消しを構える。追撃として単体追放除去を厚めに持つ。

キーカード解説(5〜8枚)

  • ディスプレイサーの仔猫:非クリーチャー呪文に反応するブリンク・エンジン。自分の呪われた鏡やウィザードを再利用して差を広げる。トークンは追放すると戻らない点に注意。
  • 二重詠唱の魔道士:対応・ドロー・バウンスのコピーでテンポ勝ちを狙う。相手の呪文に打ち合わせると疑似打ち消しにも。
  • 双つ身の炎:ETBの即値化とフィニッシュの両立。対象選択とスタックの理解が鍵。メイン2での使用は打点不足に注意。
  • 呪われた鏡:即時コピーで攻防を両取りできるマナファクト。出したターンに最大値を取る癖づけがコツ。
  • ダウスィーの虚空歩き:墓地対策とカード獲得を兼ねる。除去を誘ってからの保護(打ち消し)を合わせると強力。
  • リスティックの研究:中盤のリソース源。多人数戦で真価。敵意を集めやすいので、着地ターンは追加の対話を構える。

失敗例と回避策

  • 対話を初動で使い切る → 本当に止めるべき呪文に限定して温存。
  • コピー先を誤る → 直後のターン計画(攻撃か受けか)を決めてから対象選択。
  • ブリンクでトークンを対象にする → 戻らないため、ブリンク対象は常に実体のあるパーマネントに。
  • 全体除去に全乗りする → ETBで即時価値の出るカードから順に展開し、2枚目以降は手札に残す。
  • チューターの過信 → 打ち消しを踏む前提で、引き直し手段を同時にキープ。

ルール備忘

  • 二重詠唱の魔道士双つ身の炎:魔道士を相手のスタックに合わせて出し、その誘発で元の双つ身の炎をコピー。新たに出た魔道士でもう一度コピー…という流れで大量のトークンを得る。トークンはターン終了時に消えるが、そのターンは攻撃できる。
  • ディスプレイサーの仔猫:追放後は直ちに戻るため、「出た時」能力が再度誘発する。装備やオーラは外れる点に留意。
  • 騙り者、逆嶋:伝説のルールに配慮しつつコピーを並べる運用に向く。自身は固有名が逆嶋のままなので同名伝説の共存が可能。

置換・アップグレード案

  • マナ加速
    • 厳かなモノリス:高速立ち上がり。中盤以降はブリンクで擬似的に解呪できる点も噛み合う。
    • 彩色の灯籠:色事故の保険。3色運用の安定性が大きく向上。
  • ドロー/手札質
    • 思案:1マナで山札の質を底上げ。コンボ探索にも有効。
    • 定業:占術2+ドローで欲しい役割札にアクセスしやすい。
    • (上振れ)師範の占い独楽:都度のトップ調整。ターン跨ぎの打ち消し運用が安定。
  • 除去
    • 混沌のねじれ:青黒の届きにくい領域も含め、あらゆる常在物に触れる万能枠。
  • 打ち消し・対応
    • 否認:非クリーチャーに的を絞った軽量保護。コンボ卓で特に有効。
    • 紅蓮破青霊破:青対策として高効率。テーブルに青が多いなら優先度高。
  • 勝ち手段/エンジン
    • 千の顔の逆嶋:コピー戦略の上位互換的な伝説運用。伝説のルール回避で盤面密度を上げる。
    • 鏡割りの寓話:トークンで資源を増やしつつ、裏面の反復コピーが長期戦で強い。
    • ヨーグモスの意志:短いターンでの呪文連打を可能にする爆発枠。打ち消しのバックアップと同時運用推奨。
  • 墓地・メタ
    • 虚無の呪文爆弾:1マナの即応性ある墓地対策。自分の再活用と干渉しにくい。
    • 墓掘りの檻:広範囲の踏み倒し対策。自軍の墓地戦略と両立するかは卓に合わせて選択。

最後に一言

  • クローン、ブリンク、コピーを三位一体で束ね、対応力と決定力を高い次元で両立させた見事な構築です。色の強みを無駄なく拾い、勝ち筋までの速度と安全性のバランスが絶妙。素晴らしいデッキリストをありがとうございます。

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