【解説】賢きモスマン | 青黒緑・ミッドレンジ/+1/+1カウンター(墓地活用)

※記事の作成には生成AIを活用しております※

統率者の要点

  • 賢きモスマンはETB/攻撃のたびに各プレイヤーへRADカウンターを配る。各プレイヤーは自分の前メイン開始時にRADを処理し、切削が必ず起きるため、自他の墓地を自然に肥やすエンジンになる。同時に「非土地が切削された回数」に応じて複数体へ**+1/+1カウンター**をばら撒くため、盤面を横並びで育てやすい。
  • 相性の良い札:硬化した鱗(置かれるカウンターを増やして打点加速)、巻きつき蛇(カウンターと自分が得る各種カウンターを増量)、打ち砕かれた尖塔、オゾリス(恒常的なカウンター増幅と自己強化)、秘滝の軍使(カウンター持ちに回避付与で打点を通す)。

主要シナジーと勝ち筋

  • 勝ち筋1:RAD由来の切削+モスマンのばら撒きで横並びを太らせ、秘滝の軍使で回避を付けて一気に攻撃。オゾリス打ち砕かれた尖塔、オゾリスがあると打点が継続的に伸びる。
  • 勝ち筋2:血の長の昇天精神クランクのライブラリー切削ループ。RADや小さなライフ損失を引き金に、卓をまとめて削り切るプラン。
  • 無限/ループ(条件のみ)
    • 精神クランク血の長の昇天(昇天達成済み)+対戦相手のライフ損失1点以上。

デッキの骨子

  • マナ加速太陽の指輪、各種印鑑(秘儀の印鑑ディミーアの印鑑ゴルガリの印鑑シミックの印鑑)、タリスマン群、喜ぶハーフリング、土地サーチ(自然の知識)。
  • ドロー:継続エンジンと一時的な補充が混在。鼓舞する呼び声はカウンター持ちを守りつつ大量ドローになりやすい。切削起点でリソースが自然に貯まる。
  • 除去/対話湖での水難否認、全体は毒の濁流別れの波でリセット可。
  • 保護速足のブーツで統率者と主力を守る。鼓舞する呼び声で破壊不能付与。
  • 勝ち手段:横に太らせての集団攻撃/精神クランク系ループ/カウンター大量獲得からの時の賢者追加ターン。
  • エンジン賢きモスマン本体、増幅札(硬化した鱗巻きつき蛇打ち砕かれた尖塔、オゾリス)、再利用(アガサの魂の大釜、墓地活用の血の暴君、シディシ、再帰の永遠の証人)。

参考情報:ブラケット:3(アップグレード)。理由:明確な勝ち筋(クランク系)を持ちながら、全体は中速寄りの盤面構築。軽量チューター過多ではなく、殴り勝ちも本線。

立ち回り(序盤→中盤→終盤)

序盤

  • 目標:3色の安定展開とT3〜T4の賢きモスマン着地。
  • キープ基準:土地2〜3+印鑑/タリスマン/喜ぶハーフリング/自然の知識のいずれか1枚以上。色確保が最優先。
  • 優先行動:2ターン目加速→3ターン目統率者。巻きつき蛇硬化した鱗があるなら先に設置して打点加速の下地を作る。

中盤

  • 盤面の取り方:RADで切削が回るため、こちらの墓地も自然に肥える。血の暴君、シディシベイルマークの大主で墓地をリソース化。ばら撒いたカウンターは秘滝の軍使で回避に変換。
  • 守るパーマネント:賢きモスマン、増幅札(硬化した鱗打ち砕かれた尖塔、オゾリス)、リカバリー札(オゾリス)。
  • 対話:卓が高速化している場合は否認温存。墓地利用卓には自軍の展開優先だが、別れの波の撃ちどきを見極める。

終盤

  • クロックの通し方:秘滝の軍使で回避付与→横押し。オゾリスの蓄積カウンターを主力へ移して一撃化。
  • 締め札と撃ち所:盤面が固まったら精神クランク系での決着を意識。カウンターが十分なら時の賢者で追加ターンを狙い、リスクを最小化して一斉攻撃。
  • リスク管理:RADは全員に配るため、対戦相手の墓地加速も起こる。リセット(毒の濁流別れの波)は早押しせず、自軍の再展開手段(永遠の証人等)とセットで。

代表的なターン例

  • 先手:T2 ディミーアの印鑑 → T3 賢きモスマン → T4 硬化した鱗+攻撃(全体に+1/+1カウンター増量)→ T5 秘滝の軍使で回避付与してクロック開始。
  • 後手:T2 喜ぶハーフリング → T3 巻きつき蛇 → T4 賢きモスマン+攻撃(増量付きで広く育成)→ T5 血の暴君、シディシで切削値を打点とトークンへ転化。

マリガン指針

  • 目安:土地2〜3+「加速1」+「役割札1」。3色が無理なく出るなら前向きにキープ。
  • 例1:繁殖池新緑の地下墓地秘儀の印鑑賢きモスマン否認
  • 例2:草むした墓統率の塔夢根の滝自然の知識硬化した鱗秘滝の軍使

相性とメタ調整

  • 全体除去多め卓:オゾリス打ち砕かれた尖塔、オゾリスを優先設置。鼓舞する呼び声を温存し、全体除去返しでドロー+破壊不能。
  • 置物メタ厚め卓:増幅札を分散配置。速足のブーツで統率者保護。アーティファクトは印鑑よりクリーチャー加速(喜ぶハーフリング)を増やす調整が有効。
  • 高速コンボ卓:否認の保持とクロック両立。湖での水難は墓地枚数で火力が伸びるため早期から当たりやすい。コンボ気配のある相手には鼓舞する呼び声より打ち消し優先。
  • 墓地多用卓:こちらのRADが相手も加速する点に注意。全体追放の別れの波を厚く見て、アガサの魂の大釜で要パーツをこちらに取り込む運用が有効。

キーカード解説(5〜8枚)

  • 賢きモスマン:切削+カウンターばら撒きの中核。攻撃だけでなく着地だけでも仕事をする。守る価値が高い。
  • 硬化した鱗:置かれるカウンターを1個上乗せ。小型が一気に中型化し、時の賢者の閾値到達を早める。
  • 巻きつき蛇:自軍のアーティファクト/クリーチャーと自分が得る各種カウンターを増やす。RADカウンターも増えるため、切削量アップに直結。
  • 打ち砕かれた尖塔、オゾリス:毎ターンの強化と分配。自身も殴れるためクロック維持に貢献。
  • オゾリス:除去を受けてもカウンターを失わない保険。再展開時の一撃を作る。
  • 秘滝の軍使:+1/+1カウンター持ちをブロック不能に。横並びを実ダメージへ変換する勝ち札。
  • 血の長の昇天:早期からカウンターを載せやすい構成。達成後は精神クランクでゲームを終わらせる。
  • アガサの魂の大釜:墓地の能力を+1/+1カウンター化して全体へ付与。統率者のばら撒きと好相性。

失敗例と回避策

  • 早打ちの全体除去に巻き込まれる → 鼓舞する呼び声を構えてから横並びを開始。
  • 増幅札を1枚の置物に依存 → 硬化した鱗打ち砕かれた尖塔、オゾリスを分散設置。除去想定で冗長化。
  • RADで相手の墓地が先に肥える → こちらはクロック優先。秘滝の軍使を早出しして打点化を急ぐ。
  • コンボ卓で対話を枯らす → 否認湖での水難を温存。統率者着地より打ち消し保持を優先する場面を作る。

ルール備忘

  • RAD処理はそのプレイヤーの前メイン開始時。そこで切削が起き、賢きモスマンの「非土地が切削された回数」を参照してカウンター配布が誘発する。
  • オゾリスの移し替えは戦闘開始時。前のターンに貯めたカウンターを次の主力へ集約してから攻撃宣言できる。
  • 鼓舞する呼び声は解決まで破壊不能を与える。スタックで全体除去に対応して自軍だけ守りつつドローが可能。

置換・アップグレード案

  • 深輝エイ(Deepglow Skate):倍化で一気に打点圏内へ。着地ターンに時の賢者の追加ターン条件を満たしやすい。
  • 進化の賢者が既にあるなら枝分かれの進化の枠を見直し、増殖札の枚数バランスを最適化。冗長すぎると単体除去に弱い。
  • シミックの隆盛:長期戦の代替勝利。カウンター総量が自然に溜まるデッキなので条件達成が現実的。
  • 軽蔑的な一撃神秘の論争:卓のオールイン対策を増やす低コスト打ち消し。高速卓向けの差し替え枠。
  • マナ基盤の調整:フェッチ/ショックが不足する場合は反射池とトライオーム(ゼイゴスのトライオーム)を優先し、安定性を確保。予算帯ではタップイン2色地形の採用で色事故を軽減。

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

4C:青白赤緑 4C:青黒赤緑 EDHデッキ紹介 アブザン(WBG) イゼット(UR) エスパー(WUB) オルゾフ(WB) グリクシス(UBR) グルール(RG) ゴルガリ(GB) シミック(GU) ジェスカイ(URW) スゥルタイ(BGU) ディミーア(BU) ナヤ(RGW) バント(GWU) ボロス(RW) マルドゥ(RWB) ラクドス(RB) 全色 単色 無色