【解説】刃を咲かせる者、ナジーラ | 5色・コンボ/テンポ

※記事の作成には生成AIを活用しております※

Najeela, the Blade-Blossom / 刃を咲かせる者、ナジーラ

注記:ゲームチェンジャーが26枚含まれるため、推奨ブラケットの下限は 4 です。

統率者の要点

  • 刃を咲かせる者、ナジーラは、攻撃時に戦士トークンを増やし、WUBRGを支払うことで追加戦闘を生成するフィニッシャー兼エンジン。トークンが増えるほど打点と誘発が雪だるま式に膨らみ、わずかなマナ支出から一気に勝ち切る展開になりやすい。
  • 相性の良いカード
    • 浄火の戦術家、デリーヴィー:戦闘ダメージごとに土地やマナクリをアンタップし、WUBRG起動を連鎖させる無限戦闘の核。
    • 不気味な雇われ人:複数のプレイヤーへダメージが通るだけで宝物を大量生産し、WUBRGや打ち消し分のマナを賄う。
    • 精神刃の断裂者:戦士がダメージを与えるたびにドローしやすく、トークン量がそのまま手札の厚みになる。
    • 花の絨毯:青卓相手のメインフェイズに確定的なマナ加速源となり、WUBRGの確保や多面展開を安定化。

主要シナジーと勝ち筋

  • プライマリ勝ち筋:ナジーラの追加戦闘(特に浄火の戦術家、デリーヴィー併用)で実質的な無限コンバットに入り、全体を一掃。
  • セカンダリ勝ち筋:各種アド源(むかつきネクロポーテンス一つの指輪リスティックの研究など)から探索し、以下のいずれかを成立させて即勝利。
    • タッサの神託者 + Demonic Consultation(または汚れた契約
    • 死の国からの脱出 + ライオンの瞳のダイアモンド + 低コストのドロー/入れ替え呪文(例:風に運ばれて)で山札を掘り切り、神託者で締め
    • 鏡に願いを(生贄込み)でキーカード(脱出/神託者/起爆剤)を即時着弾
  • 無限やループ(条件のみ)
    • ナジーラ + デリーヴィー + 戦闘で複数体のダメージ誘発を得られる盤面 + 毎戦闘でWUBRG相当を生むアンタップ対象(マナクリ/土地/マナファクトの組み合わせ)
    • 死の国からの脱出 + ライオンの瞳のダイアモンド + 1マナ程度のドロー/入れ替え呪文(十分な墓地枚数)

デッキの骨子

  • マナ加速:0〜1マナのマナファクト金属モックスモックス・ダイアモンドオパールのモックスモックス・アンバー太陽の指輪魔力の櫃厳かなモノリス)、霊ガイド2種、各種儀式(暗黒の儀式陰謀団の儀式炎の儀式)と花の絨毯で爆発力を確保。
  • ドロー:むかつきネクロポーテンス一つの指輪リスティックの研究エスパーの歩哨、必要に応じて精神刃の断裂者
  • 除去/対話:紅蓮破赤霊破、各種無料打ち消し(意志の力否定の契約目くらまし精神的つまづき激情の後見偏向はたき)、さらに沈黙/オアリムの詠唱/断れない提案で着地保護。
  • 保護:上記スタック対話と低コスト展開で主導権を維持。
  • 勝ち手段:無限戦闘、神託者コンボ、脱出ループ、状況次第で戦士の誓言/最後の賭けによる詰め。
  • エンジン:死の国からの脱出の継続展開、けちな贈り物直観鏡に願いをでの柔軟サーチ。
  • 参考情報:ブラケット:4(理由:ゲームチェンジャー相当のカードが26枚と非常に多く、ゲーム速度・決定力が高水準。GC枚数の多さからも最適化レベルに位置付けるのが妥当。)

立ち回り(序盤→中盤→終盤)

序盤

  • 初動はマナ基盤を最短で整え、2〜3ターン目にナジーラ、もしくはリスティックの研究/一つの指輪/ネクロポーテンスのいずれかを着地させるプランを優先。
  • 対話の多い卓では沈黙/オアリムの詠唱を合わせて安全圏を作るか、逆に相手のリソースを引き出させてから通す。
  • 宝石の洞窟が初手にある場合は先手想定で能動的にキープしやすい。色配分はWUBRGの確保を常に意識。

中盤

  • 卓の対話が乏しければむかつきネクロポーテンスで一気に手札を補充し、コンボへ移行。
  • 対話が厚い卓では出現領域を活用してインスタントタイミングの死の国からの脱出タッサの神託者着地を狙う。
  • 盤面が通りやすいならデリーヴィーを先出しして、次の戦闘からWUBRGを捻出できる体制を作る。

終盤

  • 追加戦闘で押し切れるならナジーラ起動のタイミングを見極めて一気に決着。
  • スタックで当たり合う展開になりやすいので、激情の後見意志の力偏向はたき否定の契約など無料対話を温存しつつ、沈黙系で窓を開けてから神託者脱出を通す。
  • 詰めきれないがリソースは十分な場面では戦士の誓言/最後の賭けで「このターン中に勝つ」プランに切り替えやすい。

代表的なターン例

  • 先手:T2 刃を咲かせる者、ナジーラ → T3 浄火の戦術家、デリーヴィー(+軽量マナ)→ 戦闘でトークン生成・アンタップ連鎖 → その戦闘後にWUBRG起動 → 追加戦闘で打点と誘発が加速して勝利。
  • 後手:T2 リスティックの研究 → T3 鏡に願いを(生贄コストにライオンの瞳のダイアモンドを絡めて実質踏み倒し)で死の国からの脱出 → LEDと風に運ばれてを繰り返してデッキを掘り、最後にタッサの神託者着地。

マリガン指針

  • キープ基準
    • 2枚以上の安定したマナソース(うち1枚は色マナを確保できる土地/マナファクト)
    • いずれかのエンジン(リスティックの研究一つの指輪ネクロポーテンスむかつき)または確度の高いサーチ(悪魔の教示者吸血の教示者神秘の教示者俗世の教示者伝国の玉璽ギャンブル
    • 無料対話1枚以上(卓の速度に応じて優先度上昇)
  • 1ランド+強い0マナ群(金属モックス系)も検討対象だが、色事故を避けるためWUBRGの見通しが立たない場合は下げる。
  • 初手沈黙/オアリムの詠唱があるなら「2ターン目エンジン着地→3ターン目決めに行く」プランが安定。

相性とメタ調整

  • 苦手:アーティファクト封殺や常在置物(例:収斂効果、法務院系統、墓地対策)。このリストは除去が軽量インスタント主体ではないため、テーブルの傾向次第で追加対応が必要になりやすい。
  • 調整案
    • 軽量除去の導入:自然物向けに「自然の要求」、万能除去に「突然の衰微」「暗殺者の戦利品」を数枚採用。コンボ窓を開ける目的。
    • 抑止札:環境に応じて「ドラニスの判事」や「覆いを割く者、ナーセット」を採用し、相手の連鎖を抑制(自分のプランと両立できる範囲で)。
    • バウンス:横並び環境では「サイクロンの裂け目」を候補に。コンボ着地用の一掃として有効。

キーカード解説(5〜8枚)

  • 浄火の戦術家、デリーヴィー:戦闘ダメージ誘発でアンタップを量産。ナジーラのWUBRG起動に必要なマナを毎戦闘ごとに捻出し、事実上の無限戦闘に繋げる。
  • 不気味な雇われ人:複数プレイヤーへの打点がそのまま宝物に変換され、追加戦闘や打ち消しの支払いを支援。盤面からプレッシャーを維持。
  • 死の国からの脱出:墓地を手札化するエンジン。ライオンの瞳のダイアモンドや1マナ呪文と組み合わせ、デッキを掘り切る展開に入りやすい。
  • ライオンの瞳のダイアモンド:爆発的なマナを供給しつつ、鏡に願いをの生贄や死の国からの脱出の連鎖起点として機能。
  • タッサの神託者Demonic Consultation/汚れた契約と組んで最短勝利。スタック勝負を見越して激情の後見等の無料対話を温存したい。
  • むかつき:中盤以降の最大手。ライフ管理と対話の握り直しを両立し、次ターンの決着率を大きく引き上げる。
  • ネクロポーテンス:継続的な手札供給。ドロー・ステップを失う代わりに、コンボピースや保護を選んで集めやすい。
  • 鏡に願いを:生贄(Bargain)込みで踏み倒し、即座に死の国からの脱出むかつき、あるいはタッサの神託者ラインへ到達。

失敗例と回避策

  • 早出しのナジーラが除去でテンポロス:無理に本体を通すより、先にリスティックの研究一つの指輪で手数を増やしてから安全に展開。
  • むかつきの過剰なめくり:卓のクロックと手札の対話枚数を勘案し、必要量で止める。ライフ消費源(古えの墳墓等)との合算に注意。
  • 死の国からの脱出が墓地枚数不足で失速:事前にけちな贈り物直観で墓地に複数パーツを落としておくと成功率が上がる。
  • 戦士の誓言/最後の賭けの不発:ターン内に詰め切れないと敗北が確定。宣言前に到達可能なライン(打点・対話・マナ)の見積もりを厳密に。

ルール備忘

  • ナジーラの起動は戦闘中に行い、解決後「このフェイズの後に追加の戦闘フェイズ」が生成される。現在の戦闘の戦闘終了ステップを経てから追加戦闘へ移行。
  • 浄火の戦術家、デリーヴィーの誘発は「あなたのクリーチャーがプレイヤーへ戦闘ダメージを与えるたび」。各誘発ごとに別のパーマネントをアンタップ可能。解決順を調整してWUBRGを確保。
  • タッサの神託者はETB誘発の解決時に勝利判定。スタック上でDemonic Consultation/汚れた契約を唱える場合、神託者の誘発を最上段に置き、その上でライブラリーを処理する。
  • ネクロポーテンスはドロー・ステップを飛ばす。手札調整はエンド時に追放→次の終了ステップに手札へ。神託者の勝利判定とは干渉しない。

置換・アップグレード案

  • 対置物強化(環境依存)
    • 追加除去:自然の要求突然の衰微暗殺者の戦利品。特に法務院系/墓地対策/アーティファクト封殺へ。
    • 盤面リセット:サイクロンの裂け目。横並びが多い卓でコンボ着地用の窓を確保。
  • 抑止札の補強
    • ドラニスの判事:相手の脱出/踏み倒し/相棒系プランを抑制しつつ、自軍の神託者プランは維持。
    • 覆いを割く者、ナーセット:大量ドローや風系統に強いメタ。自分の風に運ばれて使用頻度と相談。
  • 追加の安全策
    • 天使の嗣恵(Angel’s Grace):戦士の誓言/最後の賭けの自壊デメリットを回避しやすく、神託者プランの保険としても有用。
  • マナ基盤の調整(予算・安定性)
    • デュアル不足を補うならショックランド群や基本地形の増量で色安定を優先。輪作での柔軟性は維持しつつ、出現領域/宝石の洞窟の枠は卓速度に応じて最適化。

最後に一言

ナジーラは「戦闘で勝つ」と「スタックで勝つ」を同時に迫れる稀有な5色統率者。高速のマナ基盤と強力なドロー/サーチ、そして浄火の戦術家、デリーヴィー死の国からの脱出を軸とする複線的な勝ち筋により、幅広い卓で主導権を取りやすい。卓のメタに合わせて除去と抑止札の枚数を微調整し、最短ターンの決定力と継戦能力のバランスを取ることが、このリストを最大限に活かす近道だ。

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